ハロウィン時期はガッチリ過ぎましたが
敢えてハッピーハロウィンと言わせて頂きたい!
敢えてです。
それはなぜか!?
まずは下の写真をご覧ください(閲覧やや注意)
「あ、兄じゃ!」
と、とぐろ兄弟ばりの小さいスカル模型が手に入ったんですよ!
もちろん、ひまを持て余し戯れに購入したわけではありませんよ!
コレは寒くなってくると激増する顎関節症の患者さんへの説明用模型です☆
顎関節症ってのは、
顎関節周囲の骨や筋肉や軟組織など色々な臓器が関わっていて、
原因も一つでなく、勝手に良くなったり悪くなったり、なかなか難儀なモノなんです。
口をあける時の動きも単純ではなく、下あごの「回転」と「滑走」の複合であり、
ココで、いわゆる脱臼やら、咬合の変化、雑音などが起こっているんですね。
て、ゆうのを文字と絵で説明するのがなかなか難儀でして、
えぇ私の文章力と描画力の無さが原因なんですけどね。
このスカル模型を買うことになったわけです。
↑ 閉口時 上あごの顎関節は、骨の窪み(関節窩)と骨の出っ張り(関節結節)が連続しており、
閉口時は下あごのとがった部分(下顎頭)がすっぽりと嵌っております。
↑ 小開口時 下顎頭が関節窩内で回転します。
細い指に噛み付いています。
↑ 大開口時 下顎頭が関節窩から飛び出し、関節結節の山に乗り上げて最大開口です。
大きな指に噛み付く時には前述の「回転」と今回の「滑走」を組み合わせて開口するわけです。
このように、スカル模型を用いることで、複雑な顎関節症の病態をわかりやすく説明し、治療に臨もうという事なんですよみなさん!!
↑ 「コップのふちスカルさん」
決してこのようなことを目的としているわけではありませんのであしからず。
ではまた☆
新po
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